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新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう現在は、当初よりも感染力が何倍も強力な変異ウイルスが主流になってしまいました。しかし2020年春のダイヤモンド・プリンセス号騒動のころからすると感染対策はより国民に周知され、衛生資材も豊富になって、大人は社会活動が、学生・生徒・児童は勉強や学校生活が可能になってきています。そうかと言って「コロナ前」の生活や社会情勢に戻るかというと疑問が残ります。ある人は現在の生活・社会の変革は、いわゆる18世紀半ばから19世紀にかけての『産業革命』に匹敵するものだと言っています。ニュー・ノーマルという言葉が使われるように、社会や生活様式が変わるところが出てくるでしょう。ロータリークラブの活動も例外ではないかもしれません。しかし変わらないものは人と人の繋がりです。WEBを使ったMEETINGも利用されるかもしれませんが、やはり基本は対面して顔を見て話しをする事の重要性は皆さんが理解している通りで、情報量からして何倍も違ってきます。きっちりとした感染対策をしながら可能な限り対面でいろいろな企画を行って参りたいと思います。
重点項目
1.
若い人を率先して勧誘する。
各クラブそれぞれの伝統を継続させるために若い力が必要です。
地区のホームページや各クラブのホームページを若い人に見てもらえるようにする。一人一人が入会申込用紙を数枚は常にカバンの中に入れて携行する。
2.
一人一人がロータリーの宣伝マンです。
公共イメージ委員会だけではありません。ロータリークラブの奉仕活動がどのように行われているか、分かりやすく広報活動する。
自分が入会の勧誘されたころ、ロータリークラブに抱いていたイメージを払拭するのにはどうしたらよいでしょうか。
SNS・テレビ・新聞などを使って度々一般市民の目に触れるようにする。
3.
ロータリー財団補助金を地区内すべてのクラブが活用する。
複数のクラブでの合同事業も検討する。
4.
マイロータリーの登録を更に促す。
My Rotaryからはロータリーの素敵な情報が引き出せます。
ロータリークラブについて知ることができます。「ロータリーの友」から得られる情報と並行して活用すると、より効果があがります。
小額から容易にできる自動引き落としの寄付も可能です。
5.
45クラブ全てで地球環境問題を考えた奉仕プロジェクトを一つ以上考えて実施していただきたい(合同でも可)。プラスチックごみを含めたごみ減量化の方法について、フードロス(食品の無駄など)についてなど独自の取り組みを期待します。
6.
IMのテーマは「環境の保全」について取り上げていただきたい。
7.
各クラブでSDGsフォーラムを開催していただきたい。ロータリー財団の7つの重点分野と重なる部分がたくさんあり、奉仕活動のきっかけが見つかるのを期待します。
8.
数値目標
・会員増強 各クラブ会員純増1名以上
・寄付 ロータリー財団 年次基金 一人150ドル以上
ポリオプラス 一人30ドル以上
米山記念奨学会 一人16,000円以上
Imagine Rotary そして行動しよう。まさに「さあ!奉仕に出かけよう」です。
中野正美ガバナー事務所